当科のご紹介

 当科で取り扱う疾患は乳腺・甲状腺・副甲状腺の悪性疾患を中心として、良性疾患まで幅広く網羅しています。乳癌の手術症例は年間約280例、良性乳腺疾患手術症例は年間約50例、甲状腺腫瘍手術症例は年間約40例です。

 乳癌の治療では神奈川県中央・西部地域という広い範囲の中核病院になっています。早期乳癌に対する乳房温存療法やセンチネルリンパ節生検、また局所進行乳癌に対する術前化学療法や乳房再建を含めた美容面を考慮した治療を行っています。乳癌術後の補助療法や、進行・再発乳癌に対する集学的治療には特に力を入れており、ハーセプチンをはじめとした分子標的療法では、わが国の代表施設となっております。

 当科で行っている化学療法は、リクライニングシートやベッドを装備した外来化学療法センターで、専任の医師・看護師・薬剤師により安全で確実、迅速で快適な外来化学療法を行っています。
甲状腺疾患の手術治療は良性疾患から悪性腫瘍まで、内分泌内科と連携をとりながら幅広く行っています。また甲状腺未分化癌に対しては集学的治療に取り組んでいます。

 これら悪性疾患の診断時から再発し終末期に至るまでの、患者のみでなくご家族も含めた身体的・精神的な緩和ケアを積極的に行い、安心して癌の治療を受け苦しくなく過ごせるような診療に努めています。