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乳がんと診断されたあなたへ

不安な方へ

はじめに

乳がんと診断されたあなたへ

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  • 乳房とは
  • 乳がんになりやすいのはどのような人でしょうか
  • 乳房の検査とはどんなものでしょうか
  • 乳房の組織の検査とはどんなものでしょうか?
  • 乳房の良性の病気にはどんなものがあるでしょうか

乳がんと診断されたあなたへ

不安な方へ

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  • 乳がんの診療時の心の動き
  • すぐにでも治療を受けたい?
  • 乳がんはどこからできるのでしょうか?
  • 私の乳がんはどれくらい進んでいるの?

治療を受ける方へ

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  • 治療前はどのような検査をしますか
  • 治療にはどのような方法がありますか

手術を受ける方へ

手術前

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  • 手術前の抗がん剤治療はどのようなものでしょうか
  • 乳房手術前にはどんな検査をするのでしょうか

手術治療について

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  • 乳房の切除手術とは?
  • 乳房の債権手術とは
  • 全身に対する治療法は
  • 脇のリンパ節に対する治療法は
  • 乳房とリンパ節と放射線治療にはどんな組み合わせがあるの?
  • 乳房とリンパ節と放射線治療にはどんな組み合わせがあるの?

手術後

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  • 手術後の放射線治療とは?
  • 手術後の全身に対する薬物療法とは
  • どのような人に手術後の全身に対する薬物治療をおこなうのでしょうか
  • 全身の治療の前にどんな検査をするのでしょうか
  • 化学療法の副作用とはそんなものですか?
  • 手術後のホルモン療法は実際どのように行われているのでしょうか?
  • 手術後のホルモン療法は実際どのように行われているのでしょうか?

FAQ

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  • 手術前の生活
  • 入院中の生活
  • 退院後の生活
  • リハビリについて
  • リンパ浮腫について
  • 手術後の治療
  • 再発予防の治療内容
  • 術後の定期検査について
  • 乳房再建手術を考えている方へ
  • 補完代替療法を考えている方へ
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乳がんはどこからできるのでしょうか?

乳房は、出産時に乳汁を分泌する大切な役割を持つ皮膚の付属器官です。その中には乳腺と呼ばれる腺組織と脂肪組織、血管、神経などが存在しています。
乳腺組織は、15〜20個の「腺葉」に分かれ、されに各腺葉は多数の「小葉に枝分れしています。小葉は乳汁を分泌する「腺房」が集まって出来ています。各腺葉からは「乳管」が1本ずつでていて、小葉や腺房と連絡し合いながら、最終的に「主乳管」となって「乳頭(乳首)」に達します。
乳癌はこの乳腺を構成している「乳管(乳汁を通す管)」や「小葉(乳汁を作る場所)」で発生します。なかでも乳管で発生することが多く、その場合を「乳管がん」と呼びます。また頻度は低いのですが小葉で発生する場合を「小葉がん」と呼びます。
これらの乳癌は進行の程度により大きく2つに分けられます。ひとつは乳管内や小葉内の中に閉じこもって広がっていく「非浸潤がん」あるいは「乳管内がん」「DCIS」「上皮内がん」と言います。これは、がん細胞が血管やリンパ管に入ることは無いので、転移をおこさない「早期がん」(0期、後述)といえます。すべての乳癌はこの状態から始まると考えられています。この段階で見つかればきちんと取り除くだけで治すことができると考えられています。
そしてもう一つは乳管や小葉から外へ飛び出し周囲に広がっていく「浸潤がん」です。浸潤したがんはリンパ管や血管に入り込むことができるようになるため、「浸潤がん」の部分が大きくなると転移をおこす確率が高くなります。

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