全身麻酔の手術が安全にできるかどうかと、余病が隠れていないかを検査します
(1) | 既往歴、現在治療中の病気のチェック 糖尿病や高血圧、心臓病、喘息などもともと治療をしている病気がないか、それらがうまくコントロールされているかを確認します。 |
(2) | 現在内服中の薬のチェック 麻酔や手術に影響する薬(抗うつ剤、血液がさらさらになる薬など)を飲んでいないかチェックして、必要に応じて1週間ほど前から内服を中止していただくことがあります。 |
(3) | 血液検査、腫瘍マーカー、尿検査 貧血、糖尿病、肝機能障害や腎機能障害の有無を確認します。これらの検査でご自身のまだ知らない病気が発見された場合、安全に麻酔や手術を行うためそちらの治療を優先することもあります。隔転移があると腫瘍マーカーの数値が上昇することがあります。 |
(4) | 心電図、呼吸機能検査 心臓や呼吸機能に問題がないかをチェックします。 |
(5) | 他科受診 全身麻酔での手術に少しでも問題があるときは、前もって他科の医師と相談し対策をたてます。 *当院の最近の(2012年度)乳癌と診断されてから手術までの日数は、平均52日となっています。 |