(1) | 原発部のがんの広がり(手術時に乳頭や乳房が安全に残せるかどうか)を検査します。 マンモグラフィ:石灰化の有無やしこりからひげ状の部分がのびていないかを確認します。 乳房超音波:しこりの大きさや周囲への黒い影やひげ状の部分の有無を確認します。 造影MRI:がんが広がっている部分に検査時に注射した造影剤が集まります。MRIでは、しこりを立体的に見ることが出来ます。 造影CT:時に行うことがあります。 |
(2) | リンパ節への転移(郭清が必要かどうか)の有無を検査します。 リンパ節の超音波検査:超音波検査で腫れたリンパ節の有無を確認します。 造影CT:時にCT検査でリンパ節を確認することがあります。 リンパ節細胞診:転移の疑いがあるリンパ節に対して、超音波を見ながら細い針を刺して細胞を吸引し、顕微鏡でがん細胞の有無を確認します。 |
(3) | 遠隔転移があるかどうかを検査します。 胸部レントゲン:転移性肺腫瘍の有無を確認します。 腹部超音波:転移性肝腫瘍の有無を確認します。 骨シンチグラフィー:転移性骨腫瘍の有無を確認します。 造影CT:常に行う検査ではありませんが、転移性肺腫瘍や肝腫瘍を強く疑う場合に行うことがあります。 |