TOP  TOP
 
乳がんと診断されたあなたへ

FAQ

はじめに

乳がんと診断されたあなたへ

open

  • 乳房とは
  • 乳がんになりやすいのはどのような人でしょうか
  • 乳房の検査とはどんなものでしょうか
  • 乳房の組織の検査とはどんなものでしょうか?
  • 乳房の良性の病気にはどんなものがあるでしょうか

乳がんと診断されたあなたへ

不安な方へ

open

  • 乳がんの診療時の心の動き
  • すぐにでも治療を受けたい?
  • 乳がんはどこからできるのでしょうか?
  • 私の乳がんはどれくらい進んでいるの?

治療を受ける方へ

open

  • 治療前はどのような検査をしますか
  • 治療にはどのような方法がありますか

手術を受ける方へ

手術前

open

  • 手術前の抗がん剤治療はどのようなものでしょうか
  • 乳房手術前にはどんな検査をするのでしょうか

手術治療について

open

  • 乳房の切除手術とは?
  • 乳房の債権手術とは
  • 全身に対する治療法は
  • 脇のリンパ節に対する治療法は
  • 乳房とリンパ節と放射線治療にはどんな組み合わせがあるの?
  • 乳房とリンパ節と放射線治療にはどんな組み合わせがあるの?

手術後

open

  • 手術後の放射線治療とは?
  • 手術後の全身に対する薬物療法とは
  • どのような人に手術後の全身に対する薬物治療をおこなうのでしょうか
  • 全身の治療の前にどんな検査をするのでしょうか
  • 化学療法の副作用とはそんなものですか?
  • 手術後のホルモン療法は実際どのように行われているのでしょうか?
  • 手術後のホルモン療法は実際どのように行われているのでしょうか?

FAQ

open

  • 手術前の生活
  • 入院中の生活
  • 退院後の生活
  • リハビリについて
  • リンパ浮腫について
  • 手術後の治療
  • 再発予防の治療内容
  • 術後の定期検査について
  • 乳房再建手術を考えている方へ
  • 補完代替療法を考えている方へ
TOP > 乳がん検診の前に > 手術を受ける方へ > FAQ > 手術後の治療

手術後の治療

手術後の病理検査の結果で何がわかりますか?

あなたの癌の性質と再発の危険性がわかります。
手術後の病理検査とは、手術で取った腫瘍やリンパ節を薄く切って顕微鏡でよく調べる検査のことです。 がんの種類や広がりや性格、リンパ管の中にがんがあるかなどを調べます。また、女性ホルモンに対する感受性があるかないか、HER2(ハーツー)という蛋白に感受性があるかどうかも調べます。リンパ節は何個のリンパ節にがんがあるかを調べます。これらを調べることによって、再発の危険がどの程度あるかを推定することができます。またとった腫瘍を5mm〜1cm間隔で端から切り、その切り口を(断面)を調べ、癌が取り切れたかどうかを判断します。切除した端(断端)にがん細胞がない場合(断端陰性)は追加手術は必要ありませんが、端にがん細胞がある場合(断端陽性)は追加治療をお勧めしています。
もどる

非浸潤(しんじゅん)がんの場合、手術の後はどのような治療になりますか?

非浸潤(しんじゅん)がんはがんがまだ乳管(ミルク=乳汁を通す管)内にがん細胞が留まっている状態のもので、転移などを起こさないおとなしい乳癌と言われています。手術できれいに取りきれればほとんど再発しません。術後は再発が起こらないよう、放射線治療やホルモン治療を行うことがあります。

浸潤(しんじゅん)がんの場合、手術の後はどのような治療になりますか?

浸潤(しんじゅん)がんとはがん細胞が乳管の壁を超えて乳管の外にひろがったがんのことで、がん細胞が外にある血管やリンハ管の中に入り込んで全身に転移をする可能性があります。手術の後は、全身に行きわたって効果を発揮する抗がん剤治療やホルモン療法が治療の中心になります。また、乳房温存術を行った方には放射線治療を行うことがあります。
リンパ節転移の有無や個数、ホルモン感受牲やHER2感受性の状況で術後のお薬を用いた治療方針を決定します。
もどる

なぜ再発予防の治療が必要なのでしょう?

手術によって目に見える「がん」は取り除かれます。しかし、目に見えない小さながんは、体に残っていても見つけることができません。それが時間とともに大きくなり「再発」となって現れることがあります。いったん手術したところから離れた臓器に再発すると、抗がん剤などを使ってもがんをきれいに消し去ることはとても難しくなります。
再発の危険性がやや高いときには再発予防の治療をお勧めしています。手術だけで治る可能性が高いときは、再発予防の治療は必要ありません。
Copyright(C) 2009.tokai.univ.Dept.ofEndocrine&Breast Surgery All Right Reserved.