手術前の生活
手術までの生活で何か注意することはありますか?
日常生活は通常通りお過ごし下さい。お食事を特に変更する必要もありません。
手術直前や当日にかぜをひくと手術が中止になることがありますので、体調管理には十分気をつけて下さい。
タバコを吸っていても問題はありませんか?
タバコはのどや気管を刺激し、痰の量を多くします。手術後は麻酔の影響で痰がさらに多くなりますが、傷の痛みで咳や痰が出しにくくなります。痰がうまく出せないと息苦しくなったり、重症化すると肺炎につながったりします。このような合併症を防ぐために、入院前までには禁煙をお願いします。
手術の日時はいつわかりますか?
最後の外来診察時に担当医と相談して決定します。ただし手術室の都合等で稀に変更することがあることをご了承下さい。
当院の最近の(2012年度)乳癌と診断されてから手術までの日数は、平均52日となっています。
最終的な手術の説明はいつごろありますか?
最後の外釆診察時、もしくは入院時に担当医から再度手術について詳しくご説明します。担当医に確認して下さい。
現在内服している薬は入院中も内服するのですか?
外来受診時に内服中のお薬の内容がわかるもの(薬の説明用紙またはお薬手帳など)を持参して、担当医に見せて確認を取って下さい。
入院時には何が必要ですか?
入院前に看護師より説明がありますのでご確認下さい。
以下のものが必要です。
・保険証、印鑑(認め印)、診察カード
・寝衣(パジャマなどの前ボタンのもの、浴衣タイプのもの)各々1枚
・下着、T字帯(1枚)、洗面道具(タオル含む)、滑りにくく履きやすい履物
・ティッシュペーパー、箸、コップ(湯飲み)
・今まで内服しているお薬、外来でお渡ししたお薬
・外来受診時にお渡しした書類(入院証明書、入院患者連絡表、パンフレット、同意書など)
※盗難や紛失を避けるため必要以上の貴重品、現金はお持ちにならないようにお願いします。